エクセルを使い始めたものの、画面の見方がわからなかったり、入力やコピーの操作で手が止まったりしていませんか。
タブが消えた、入力できない、コピーできない、印刷できない、保存できないなど、ちょっとしたトラブルで作業が止まってしまうことは誰にでもあります。
この記事では、エクセルの基本操作に関する情報を網羅的にまとめました。画面構成からデータ入力、表の作り方、関数、印刷、保存、ショートカットまで、初心者がまず押さえるべき操作を一通り解説しています。各トピックの要点をつかんだうえで、詳しく知りたい部分は個別の解説記事に進められる構成にしているので、自分のペースで学習を進められるかなと思います。
この記事の目次
ポイント
- エクセルの画面構成やタブ表示など基本用語がわかる
- 入力できない・コピーできないなどのトラブルを解決できる
- 見やすい表の作り方や斜め線・罫線・行挿入のコツがつかめる
- 印刷・保存のトラブル対処とショートカットで作業効率が上がる
エクセルの基本操作まとめ|最初に覚えること
エクセルを開いたとき最初に目に入る画面の構成要素を理解しておくと、その後の操作がスムーズになります。ここでは画面の見方と基本用語を押さえます。
画面構成とタブ表示の見方を知ろう
エクセルの画面は、リボン、タブ、クイックアクセスツールバー、数式バー、名前ボックス、ワークシート、シート見出しなどで構成されています。タブが消えたときの再表示方法など、画面まわりのトラブルは意外と多いです。
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セルと行と列やワークシートの基本用語
ワークシート上のマス目がセル、横方向が行、縦方向が列です。セルの位置は「A1」「B3」のようにセル番地で表します。ブックはファイル全体、ワークシートはその中の1枚1枚という関係です。
データの入力と編集の基本操作
画面の見方がわかったら、次はデータの入力と編集です。入力できない、改行できない、コピーできないといったトラブルの対処もここで押さえておきましょう。
文字や数値の入力と改行のやり方
セルをクリックしてキーボードで入力し、Enterで確定するのが基本です。セル内改行はAlt+Enter(MacはCommand+Option+Enter)で行います。入力できないときや日付になってしまうときの対処法も知っておくと安心です。
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コピーやシートコピーで書式をそのまま使う
Ctrl+Cでコピー、Ctrl+Vで貼り付けが基本です。シートごとコピーして書式をそのまま引き継ぐ方法や、条件付き書式だけをコピーする方法も実務ではよく使います。コピーできないトラブルの原因と対処法もあわせて覚えておきましょう。
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表の作り方と書式設定の基本
データ入力ができたら、見やすい表に仕上げるステップです。表の作成手順、罫線や斜め線の引き方、行の挿入や列の入れ替えをまとめて解説します。
見やすい表の作り方と枠の作成手順
表作りの手順は「見出し入力 → データ入力 → 書式設定 → 罫線」の順が基本です。見出し行は太字+背景色で区別し、列幅は境界線のダブルクリックで自動調整すると手早く整います。
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斜め線や罫線の引き方と取り消し線
罫線はホームタブの罫線ボタンから引けます。セルに斜め線を入れたいときは、セルの書式設定ダイアログの罫線タブから対角線を選択します。取り消し線や訂正線も書式設定から簡単に設定できます。
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行の挿入や列の入れ替えをショートカットで行う
行の挿入はCtrl+Shift+「+」、行の削除はCtrl+「-」で素早く操作できます。行や列を入れ替えたいときは、選択してShiftキーを押しながらドラッグする方法が便利です。
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よく使う関数と数式の入れ方
エクセルの強みは計算を自動化できることです。四則演算の数式から、別シートへの参照まで、初心者がまず覚えるべき内容をまとめます。
四則演算やパーセント計算の基本数式
エクセルの数式は半角の「=」で始めます。足し算は「+」、引き算は「-」、掛け算は「*」、割り算は「/」を使います。パーセント計算は「=A1/B1」の結果にパーセント表示を適用するのが基本です。
| 演算 | 記号 | 数式の例 |
|---|---|---|
| 足し算 | + | =A1+B1 |
| 引き算 | - | =A1-B1 |
| 掛け算 | * | =A1*B1 |
| 割り算 | / | =A1/B1 |
別シートに自動反映する参照と関数
別のシートのデータを参照するには「=Sheet2!A1」のようにシート名とセル番地を指定します。別シートに自動反映させる仕組みを理解しておくと、複数シートをまたいだ管理が格段に楽になります。
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印刷とファイル保存の基本操作
せっかく作った表やデータも、印刷や保存でつまずくと台無しになります。印刷できないときの対処法、保存のトラブルや読み取り専用の解除方法をまとめます。
印刷できないときの設定と印刷範囲の青い線
印刷がうまくいかないときは、印刷範囲の設定や改ページプレビューの青い線を確認しましょう。両面印刷の設定やコンビニでの印刷方法も知っておくと便利です。
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保存できないときの対処と読み取り専用の解除
保存できないトラブルは、ファイルがロックされている、読み取り専用になっている、応答なしで強制終了したなど原因がさまざまです。保存し忘れたファイルの復元方法も覚えておくと安心ですね。
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ショートカットで作業効率を上げる
基本操作に慣れてきたら、ショートカットキーを取り入れると作業スピードが大きく変わります。よく使う操作から少しずつ置き換えていくのがおすすめです。
繰り返しや検索など時短ショートカット一覧
直前の操作の繰り返しはF4キー(またはCtrl+Y)、検索はCtrl+F、置き換えはCtrl+Hです。まずはこのあたりから覚えると日常の操作がかなり楽になります。
| ショートカット | 操作内容 |
|---|---|
| Ctrl+S | 上書き保存 |
| Ctrl+Z | 元に戻す |
| Ctrl+Y / F4 | 繰り返し・やり直し |
| Ctrl+C | コピー |
| Ctrl+V | 貼り付け |
| Ctrl+X | 切り取り |
| Ctrl+F | 検索 |
| Ctrl+H | 置換 |
| Ctrl+P | 印刷 |
| Ctrl+A | 全選択 |
正確なショートカット一覧はMicrosoft公式サポート「Excelのキーボードショートカット」でも確認できます。
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複数選択や図形一括選択の便利な操作
離れたセルを複数選択するにはCtrlキーを押しながらクリックします。図形を一括選択したいときは、ホームタブの「検索と選択」→「オブジェクトの選択」が便利です。範囲選択はCtrl+Shift+矢印キーで一気に広げられます。
エクセルの基本操作まとめと次のステップ
ここまで解説してきた内容を振り返りつつ、「結局どこまで覚えればいいのか」「どうやって練習すればいいのか」という疑問に答えます。
基本操作はどこまで覚えればいいのか
求人で「エクセルの基本操作ができる方」と書かれている場合、一般的にはデータ入力、四則演算、SUM・AVERAGEなどの基本関数、表の作成と書式設定、印刷、ファイル保存あたりまでが求められるレベルの目安です。
エクセルスキルのレベル目安
初級:データ入力、四則演算、SUM・AVERAGE、表作成、印刷、保存
中級:IF・VLOOKUP、グラフ作成、条件付き書式、ピボットテーブル
上級:マクロ・VBA、複雑な関数のネスト、データ分析ツール
あくまで一般的な目安なので、正確な基準を知りたい場合はMOS公式サイト(オデッセイコミュニケーションズ)の出題範囲なども参考にしてみてください。
エクセルの基本操作を身につける練習方法まとめ
エクセルの基本操作を身につける一番の近道は、実際に手を動かすことです。この記事で紹介した操作を上から順番に試してみて、つまずいた部分を個別の解説記事で深掘りする流れがおすすめです。
一度にすべてを完璧にしようとせず、実務で使う場面が来たときに「あ、これ前に見たな」と思い出せるレベルを目指すのが現実的かなと思います。